新築より現実的。中古+リノベが“ちょうどいい”理由(リノベ向けローンを解説)
2025.11.23
リノベーション
滋賀では「中古住宅+リノベーション」という住まい方を選ぶ方が確実に増えています。
家計の不安を減らしながら、暮らしの質を上げられるという、現実的で無理のない方法だからです。
とくに20〜30代の共働きご夫婦は、
・新築価格の高騰
・賃貸家賃の上昇
・教育費への不安
・将来の生活のゆとりを守りたい
など、複数の要因が重なり「背伸びしない家づくり」を望む傾向が強まっています。
ここでは、“お金の不安”に絞って、
中古+リノベがなぜ「ちょうどいい選択」なのかをわかりやすく整理します。
この記事でわかること
・賃貸より家計が安定しやすい理由
・中古+リノベが「予算をコントロールしやすい」住まい方である理由
・滋賀の新築価格が高騰している背景
・総額2,000〜3,000万円台で無理なく家づくりできる仕組み
・利用できる住宅ローンの種類(特徴・メリット・注意点)
・住宅ローン審査の流れ・必要書類
・中古+リノベのローンが複雑に見える理由と、その不安を解消する方法
・ダイワ住研のワンストップサポートで安心できるポイント
賃貸より家計が安定しやすい理由
家賃は一生続く支払い。ローンは終わりがある安心感
草津・大津・守山など人気エリアでは、2LDK賃貸が 月10〜12万円台。
年間では120〜144万円、10年で1,200万円以上が“消える支出”になります。一方で、総額2,500万円の中古+リノベの場合、
住宅ローンは 月7〜8万円台。
負担が賃貸と大きく変わらないのに「資産として家が残る」のが大きな安心材料です。

中古+リノベは“予算をコントロールできる”住まい方
新築は「土地・建物・外構・設備」を全部そろえる必要があるため、調整が難しく総額が膨らみがち。
中古+リノベなら、物件代を抑えつつ、
必要な部分だけに予算を集中投資 できます。
これは 2,000〜3,000万円台で理想の暮らしを作りやすい理由 に直結します。

中古+リノベは“総額”を抑えられるしくみ
新築は4,000〜4,500万円台が一般的。背伸びしない暮らしへシフト
滋賀県の新築価格は10年前より確実に上昇し、
いまは 土地+建物=4,000〜4,500万円台 が主流です。
共働きでも返済負担が大きく、
「家にお金をかけすぎたくない」という気持ちが年々強まっています。
中古+リノベなら、
無理せずに理想の暮らしを手に入れる現実的な選択肢 になります。
予算を“暮らしやすさ”に集中できるメリット
中古リノベでは、
・LDK拡張
・家事動線改善
・断熱性能UP
・収納計画
など、暮らしの質を左右する部分へ集中的に投資できます。新築のように“全部セット”で支払う必要がないため、
満足度が高く、生活のゆとりを守れる家づくり ができます。
中古+リノベで利用できるローンの種類
中古リノベは新築に比べてローンの種類が多く、はじめは複雑に感じます。
ここでは、使われるローンを“やさしく整理”します。
① 住宅ローン(物件+リノベ一体型)
最も利用されるローンで、金利が低く、返済期間を長く設定できます。
・物件+リノベ費用をまとめて借りられる
・手続きが一括でラク
・審査に必要な書類も整理しやすい
② リフォームローン
小規模の追加工事や後から必要になる工事に向いています。
・金利はやや高め
・少額の工事に対応しやすい
③ フラット35リノベ
性能向上リノベとセットで使える金利固定のローン。
・断熱改修や耐震補強と相性が良い
・基準が明確でわかりやすい
・「長期の安心」を重視するご家庭に向く
④ 銀行のワンストップ型ローン
中古+リノベ専用のワンストップ型ローンを提供する銀行も増えています。
・審査が1回で完結
・忙しい共働き家庭との相性が良い
住宅ローンの審査はどう進む?(流れ・書類・ポイント)
中古+リノベの審査は新築より“工程が多い”のが特徴ですが、
流れを知れば不安は消えます。
住宅ローン審査の流れ(全てダイワ住研がサポート)
1.事前審査
2.物件探し(宅建業免許のため同行可)
3.建物診断(既存住宅状況調査士が対応)
4.リノベ内容の打合せ
5.本審査
6.融資実行 → 工事開始
審査に必要な書類
・源泉徴収票
・身分証
・健康保険証
・物件資料(ダイワ住研が手配)
・リノベ見積書(ダイワ住研が作成)
審査で見られるポイント
・年収
・借入状況
・返済負担率
・勤続年数
・物件の担保価値(建物の安全性)
中古+リノベのローンは複雑。でも安心してください。
中古+リノベは、
“物件探し・診断・リノベ計画・ローン審査”が並行して進むため、
個人でやろうとすると負担が大きいのは事実です。
ダイワ住研の“ワンストップサポート”で不安がなくなる理由
宅建業免許を持つ工務店だから「物件探し」から相談できる
建築+不動産+ローン相談を1社で対応できるため、最初の1歩から迷いません。
45年の施工経験があるから“買ってはいけない物件”がわかる
滋賀の中古住宅は構造・湿気・劣化など、独特のクセがあります。
ダイワ住研は大津市びわ湖ローズタウンで45年・2,500件以上の施工経験から、
“本当に良い物件だけを見極める診断力” を持っています。
ローン手続きも書類準備も全部サポート
・事前審査のタイミング
・銀行提出書類の準備
・見積書の調整
・融資スケジュールの管理
忙しいご夫婦でも負担なく進められるように、全面サポートしています。
中古住宅の物件選び、中古住宅のリノベーション費用、リノベローンの目安などお気軽にお問い合わせください。
執筆者
和田 隆之(わだ たかゆき)

株式会社ダイワ住研 代表取締役
1959年生まれ。現在は大津市・堅田に在住。
滋賀県内で住宅建築に携わり、これまでに約2,500件の工事を手がけてきた住まいの専門家。
長年、大手ハウスメーカーの業務請負として施工管理を長年担当。
厳格な品質基準の現場を数多く経験したことで、
「精度の高い施工」「安定した品質管理」という現在のスタイルが築き上げられた。
大手ハウスメーカーの業務請負を“卒業”し、
今は地域のご家族と直接向き合う地域密着型の工務店として、
新築・リノベーション・リフォームの3領域で、住まいの悩みに一貫して対応している。
また、新築した自宅でご本人の娘さんがぜんそくを発症した経験から、
高断熱・高気密 × 計画換気 × 正しい施工管理の重要性を痛感。
以来「空気のきれいな家づくり」をテーマに、
滋賀県の気候風土に合わせた健康住宅・断熱改修を追究している。
「家は、家族が安心して暮らすための“土台そのもの”」という信念のもと、
暮らしの健康と快適さを最優先にした住まいづくりを実践している。





