【栗東市】リノベーションの施工事例|三世帯が心地よく暮らす、古民家の増築&快適リノベ
Before
After
受け継いだ「思い出」をそのままに。次世代へ繋げる古民家再生。
家族の歴史が刻まれた大切な住まいを、ただ新しくするのではなく、その温かい記憶はそのままに、現代の技術で「耐震性」と「断熱性」という安心をプラス。
愛着のある古民家を、これからも何十年と快適に、そして安心して暮らせる住まいへと進化させました。
次世代に命を繋ぐ、古民家再生工事の事例をご紹介します。
基本情報
【工事名】長期優良住宅化リフォーム
【施工年】2021年
【費用】3112万円(税別)
【工事期間】190日間
【工事番号】3021
お客様のお悩み
親御様から引継ぎ暮らす住まい、古民家故に冬の寒さが身に沁み辛く、暖房費を含む光熱費が高くつき、今後を考え快適に且つ省エネな住まいにリノベーションしたい。併せて耐震性も向上させ安心して暮らせるようにして欲しい。
提案&施工内容
スケルトン状態で建築基準法を満たす耐震改修
古民家の多くは「布基礎」という昔ながらの工法でつくられていますが、今回は現行の耐震基準に適合させるため、新たに基礎を追加して補強を行いました。

鉄筋を組み立てて、基礎の土台となるベース部分も新たにしっかりと作ります。これにより建物の強度を高めます。

既存の柱は残し、根元部分は新たに基礎でしっかりと補強しています。
耐震性能についても、数値に基づいた耐震計算を行っているので、安心して暮らしていただけます。
二世帯同居ができる収納量のご提案
古民家はもともと収納が少ないため、今回は暮らしやすさを考えて、家のあちこちに収納を取り入れるご提案をしました。

リビングには、つい散らかりがちな小物をすっきりまとめられるよう、カウンターと組み合わせた収納を設置。見た目にもスッキリするよう、扉をつけて中が見えない工夫もしています。

こちらは、キッチンの背面に設けたパントリーです。
普段あまり使わない食器や調理道具はもちろん、家族が多いため食品のストックもたっぷり収納できます。
日々の家事を助けてくれる、主婦にとって嬉しい収納スペースになりました。

こちらは、玄関収納です。
たくさんの靴をしっかりしまえて、玄関がいつでもすっきりと整います。
急な来客があっても慌てずに対応できる、安心の収納設計です。

こちらは、ランドリールーム兼ランドリーです。
洗濯まわりの備品に加え、タオルや下着などもしっかり収納できる広さを確保しています。
ビフォー&アフター
外観
▼BEFORE(施工前)

▼AFTER(施工後)


玄関
▼BEFORE(施工前)

▼AFTER(施工後)

ダイニングキッチン
▼BEFORE(施工前)

▼AFTER(施工後)


リビング
▼BEFORE(施工前)

▼AFTER(施工後)

トイレ内手洗い
▼AFTER(施工後)

洋室1
▼BEFORE(施工前)

▼AFTER(施工後)

書斎兼納戸
▼BEFORE(施工前)

▼AFTER(施工後)

お客様の声
省エネ化により光熱費を抑えられたうえ、骨組みを活かしたフルリノベーションによって、将来的なメンテナンスコストの軽減にもつながりました。
ライフサイクルコストを抑えつつ、長く安心して暮らせる住まいが実現しました。
ダイワ住研より
私たちは、単に古いものを新しくするのではなく、「残すべき思い出」と「高めるべき性能」のバランスを最重要視します。
お客様の目線で、今の住まいの状態、性能、そして実現可能なコストをフラットに見極めます。
古民家再生とは、単なる補修ではありません。柱や梁といった家の「骨格」は活かしながら、現代の基準に見合う高い耐震性と、快適な暮らしに欠かせない高い断熱性をプラスすることです。
私たちは、その家に刻まれた歴史や想いを尊重しつつ、ご家族がこれから何十年と安心して、そして快適に暮らしていくための最適なプランをご提案させていただきます。





