リノベーションに向いていない中古住宅とは?
2025.11.26
リノベーション
中古住宅+リノベーションは、滋賀で家づくりを考える多くの人にとって“現実的で賢い選択肢”になっています。
ただし、すべての中古住宅が“リノベ向き”ではありません。
構造・地盤・湿気・築年数・断熱の状態次第では、買った瞬間に大きなリスクを背負う家もあります。
ここでは、滋賀で45年・約2,500件の工事を手がけてきたダイワ住研のノウハウをもとに、
「買わないべき中古住宅」
「リノベに向いてない家」
を正しく見極める判断基準 をまとめました。
この記事でわかること
・リノベに“向かない”中古住宅の明確な判断基準
・地盤・構造・築年数で見るべきポイント
・木造軸組み/ツーバイフォー/鉄骨の違い
・リノベ後は「何年もつのか?」の実際
・ローン審査でわかる“耐用年数の裏付け”
・ダイワ住研の資格と施工管理力が信頼される理由
まず理解すべき“買ってはいけない中古住宅”の4条件
① 地盤に問題がある家はリノベより先に“安全性”が崩れる
滋賀は湖西・湖北を中心に“軟弱地盤”が多い地域です。
中古住宅でも、地盤調査をせず購入される方がまだまだ多く、実際に次のようなリスクが潜んでいます。
- 不同沈下(家が傾く)
- 基礎にヒビ・沈み・割れがある
- 昔の造成地で土が締まっていない
家はリノベで重くなります。
断熱材・下地・新しい間取り壁などで「荷重が増える」ため、
“地盤が弱い家”はリノベの優先順位より安全性が上に来ます。

地盤沈下(不同沈下)(出典:新潟県地質調査業協会)
② 築古で“構造補強が必須”な家は費用が跳ね上がる
築40〜50年で、以下に該当する家は要注意です。
- 柱が腐朽している
- 床下が湿気で劣化
- 白蟻の被害が見られる
- 耐力壁が不足
こうした家はリノベ自体は可能ですが、“本質的には新築同等の工事”になり、
費用対効果が悪いケース が多いです。
築年数と構造劣化の関係
| 築年数 | 耐震 | 断熱 | 基礎の状態 | リノベ向き度 |
| 〜1981 | × | × | × | △ |
| 1981〜2000 | ○ | △ | △ | ◎ |
| 2000〜 | ○ | ○ | ○ | ◎ |
③ 雨漏り・結露・湿気が慢性的にある家
滋賀の気候は湿気が多く、結露・カビが進行しやすい環境です。
以下が複数ある家は、壁内の状態が悪化している可能性が高いです。
- 天井・壁のシミ
- 床下が湿気で白カビ
- サッシまわりの腐食
- 夏型結露の兆候あり
放置された結露は、柱の寿命を確実に縮めます。
この場合は“診断が最優先”で、場合によっては購入自体を避けるべき物件もあります。
④ 間取り変更がほぼ不可能な構造の家
間取り変更の自由度は、構造によって大きく変わります。
●木造軸組み(在来工法)
- メリット:間取り変更しやすい。部分強度アップも容易。
- デメリット:湿気や結露に弱い家が多い。
●ツーバイフォー(2×4)
- メリット:気密が取りやすく、省エネ・低アレルゲン住宅に向く
- メリット:断熱性能の底上げがしやすい
- デメリット:大開口や壁撤去が難しい(構造壁が多いため)
- デメリット:大規模リノベは“高難度”
●鉄骨造
- メリット:広い空間が作りやすい
- デメリット:断熱を間違えると結露が激しくなる
構造は“リノベできる自由度そのもの”を左右します。
リノベした家は“何年持つのか?”
結論から言えば、
適切な調査と施工を行えば、リノベ後の耐用年数は“新築にかなり近づく”
と考えて問題ありません。
その根拠が2つあります。
① “返済期間=耐用年数の評価”というローン審査の仕組み
住宅ローン(特にリノベローン)は、
“その家が何年持つか” を金融機関が審査 します。
つまり、
・構造
・劣化
・基礎
・断熱
・気密
・雨漏りリスク
これらが一定基準を満たしていない家は、
そもそも長期の返済期間を認めてもらえません。
逆に言えば、
ローンが通る → 第三者が“耐用年数あり”と認めている
という客観的な証明になります。
② フラット35の技術基準で“寿命評価”が可視化される
フラット35は国の基準です。
リノベでも次の項目を厳しくチェックされます。
- 構造の健全性
- 劣化の程度
- 耐震性
- 雨漏りリスク
- 断熱性能
これに合格した中古+リノベは、
“長く住める家”という国家レベルの評価が付く
ということです。
ダイワ住研が選ばれる理由|資格と施工管理力が保証になる
資格で裏付けられた“買って良い物件かどうか”の判断力
ダイワ住研には以下の3資格が揃っています。
●建築士(設計の専門家)
構造変更・断熱・湿気・耐震の判断が科学的にできる。
●建築施工管理技士(現場品質のプロ)
「断熱材の1ミリの隙間」を見逃さない。
●既存住宅状況調査士(中古住宅診断の国家資格)
“リノベ向きの家か?”を正確に診断できる。
これらが揃うことで、
診断 → 設計 → 施工 → 完成後の性能確認
まで一貫した品質管理が可能になります。
大手ハウスメーカーの業務請負で鍛えられた“品質基準”
長年、大手ハウスメーカーの厳格な施工基準のもとで技術を磨き、
今はその請負を卒業し、地域密着の工務店として活動。
その結果:
- 大手クラスの品質
- 地域工務店の距離感と安心感
- 適正価格で高品質、高性能リノベ
これを現実的に提供できる強みがあります。
築年数別|リノベに向く家・向かない家の早見表
| 築年数 | 特徴 | リノベ適性 | 注意点 |
| 〜昭和50年代 | 断熱なし・湿気多い | △ | 構造劣化リスク高 |
| 平成初期 | 断熱不足 | ○ | 気密不足による結露 |
| 2000年代 | 基準が向上 | ◎ | 間取り変更しやすい |
| 2015以降 | 省エネ基準UP | ◎ | コストとバランスを確認 |
まとめ|“向かない家”を避ければ、中古+リノベは最高の選択肢になる
滋賀は気候の影響で、
湿気・結露・地盤など住宅のコンディションに差が出やすい地域です。
しかし、
・正しい調査
・正しい施工
・正しい判断
を行えば、中古+リノベは“新築以上の価値”が生まれます。
ダイワ住研は、
診断 → 設計 → 施工 → 気密測定 → 完成後のフォロー
まで一貫して対応できる工務店。
あなたの住まい選びが安全で確実な一歩になるよう、全力でサポートします。
中古住宅選び、物件を一緒に見てほしい!などお気軽にお問い合わせください。





