きれいな空気が流れる家って、どんな家?
2026.9.2
新築
換気設備を付けるだけでは、空気は思いどおりに流れません。
家の空気は、目には見えません。
だから新築を考えるときも、間取りやキッチン、断熱性能などに比べると、換気は少し分かりにくい存在です。
でも、私たちは毎日、家の中で空気を吸って暮らしています。
料理をすれば、においや水蒸気が出る。
お風呂に入れば、湿気が増える。
人が暮らせば、二酸化炭素やさまざまな汚れも発生します。
だからダイワ住研では、
「換気設備を何にするか」だけでなく、「家の中を空気がどう流れるか」
まで考えることを大切にしています。

家の中では、毎日いろいろなものが空気中に出ています
家の中の空気は、ずっと同じではありません。
生活しているだけでも、さまざまなものが発生します。
| 暮らしの場面 | 空気に関係するもの |
|---|---|
| 人が過ごす | 二酸化炭素・湿気 |
| 料理をする | におい・水蒸気 |
| 入浴する | 多くの湿気 |
| 掃除・生活 | ほこりなど |
| 屋外 | 花粉・PM2.5など |
だから、室内で発生した湿気や汚れた空気を外へ出し、外から必要な空気を取り入れる。
その役割を担うのが換気です。
換気設備を付ければ、それで大丈夫?
ここが、ダイワ住研が特に大切にしているところです。
高性能な換気設備を取り付けても、計画した場所から空気が入り、計画した経路を通って排気されなければ、想定した換気にはなりません。
例えば、建物に想定外の隙間が多ければ、そこからも空気が出入りします。
だから、
換気と気密は、別々には考えにくいものです。
家の隙間をできるだけ把握し、どこから空気を入れて、どこを通し、どこから出すのか。
そこまで考えて換気を計画します。

だから、気密性能も確かめます
「夏は涼しく、冬は暖かい家」でもご紹介した「C値」は、建物にどの程度の隙間があるかを見る指標です。
ダイワ住研では、全棟で気密測定を行い、C値を実測して確認します。
気密を大切にする理由は、冷暖房効率だけではありません。
計画した換気を働かせるためにも、建物の気密は重要だからです。
ダイワ住研が一体で考えていること
| 考えること | 役割 |
|---|---|
| 断熱 | 外の暑さ・寒さの影響を抑える |
| 気密 | 想定外の隙間を少なくする |
| 換気 | 必要な空気を入れ替える |
どれか一つだけを良くするのではなく、3つがきちんと働く家を考えます。
湿気をためないことも、空気環境には大切です
ダイワ住研が換気を大切にする理由には、これまで見てきた住宅があります。
リフォームや住宅診断などで、結露やカビ、壁の中の湿気による問題を見てきました。
湿気の問題は、表面だけを見ていても原因が分からないことがあります。
室内でどれだけ水蒸気が発生するのか。
その湿気がどこへ移動するのか。
換気はきちんと働いているのか。
断熱や気密の施工はどうなっているのか。
こうしたことは、互いにつながっています。
だから新築では、問題が起きてから対処するのではなく、湿気や空気の流れまで最初から考える。
それが大切だと考えています。

花粉やPM2.5が気になるときも、空気の入口を考える
外の空気には、季節によって花粉などが含まれています。
だから、
「換気をすると、外のものまで入ってくるのでは?」
と気になる方もいらっしゃると思います。
そこで重要になるのが、外気をどこから取り入れるかです。
計画した給気口から外気を取り入れ、適切なフィルターを通す仕組みにすることで、屋外から入る粒子を減らすことができます。
ただし、花粉やPM2.5などをどの程度捕集できるかは、採用する換気設備やフィルターの性能によって異なります。
ここは「きれいな空気」とだけ言わず、採用する設備の性能を確認して選ぶことが大切です。
第一種換気を採用するのにも、理由があります
ダイワ住研では、新築住宅に第一種換気システムを採用しています。
第一種換気は、給気と排気の両方を機械で行う方式です。
私たちが重視しているのは、設備の名前そのものではありません。
一年を通して、計画した空気の流れをつくりやすいこと。
そして、断熱・気密と合わせて、家全体の温熱環境と空気環境を考えられることです。
ダイワ住研の新築住宅で確認していること
| 項目 | 基準・確認 |
|---|---|
| 換気 | 第一種換気システム |
| 気密 | 全棟気密測定 |
| C値 | 実測して確認 |
| 換気計画 | 給気・排気・空気の流れを計画 |
※最後の「換気計画」の具体的な確認方法は、実際の設計・施工方法に合わせて最終確認してください。
そして、換気も最後は「施工」です
換気計画をつくり、気密性能を決めても、現場で設計どおりにつくられなければ意味がありません。
配管やダクト。
給気口・排気口。
壁を貫通する部分の気密処理。
断熱材との取り合い。
完成すると見えなくなる部分がたくさんあります。
だからダイワ住研では、設備だけでなく、それを正しく働かせる施工まで含めて空気環境を考えます。
きれいな空気は、目には見えないから
新しいキッチンや床材は、見れば違いが分かります。
でも、空気は見えません。
だからこそ、
「どんな換気設備が付いているか」だけではなく、
どこから空気が入り、どこを通り、どこから出ていくのか。
そして、
その計画が実際の家で働くようにつくられているか。
そこまで考えることが大切だと思っています。
ダイワ住研がつくりたいのは、設備の性能を自慢する家ではありません。
ご家族が毎日、健やかに暮らせる空気環境のある家です。





