夏は涼しく、冬は暖かい家って、どんな家?
2026.9.2
新築
断熱性能だけでは、住んでからの快適さは決まりません。
新築を建てるなら、
「夏は涼しく過ごしたい」
「冬は暖かい家にしたい」
これは多くの方が思われることだと思います。
そこでよく出てくるのが、断熱等級やUA値といった数字です。
もちろん、断熱性能はとても大切です。
でも私たちは、断熱性能だけを高くすれば快適な家になる、とは考えていません。
窓から入る夏の日差し。
建物の隙間。
換気による空気の動き。
エアコンの使い方。
そして、実際の現場での施工。
これらがうまくつながって、初めて「住んでみて快適な家」になるからです。

「断熱等級が高ければ大丈夫」と思っていませんか?
断熱性能が高いことは、快適な家をつくるための大切な条件です。
でも、例えば夏。
屋根や壁の断熱性能が高くても、大きな窓から強い日差しが入り続ければ、室内には熱が入ってきます。
冬も同じです。
断熱性能だけでなく、窓や気密、換気などによっても室内環境は変わります。
だから私たちは、
断熱だけを見るのではなく、家全体を見る。
ことを大切にしています。
夏の2階が暑くなるのは、なぜ?
夏になると、
「1階は涼しいのに、2階に上がると暑い」
という経験はありませんか?
2階は屋根から受ける熱や窓から入る日射などの影響を受けやすい場所です。
そこで考えたいのが、
- 屋根・天井の断熱
- 窓の性能
- 窓の位置や大きさ
- 日射をどう遮るか
- 気密
- 換気
- 冷房計画
です。
一つだけではなく、夏の熱がどこから入り、どうすれば室内にためにくくできるかを考えて設計します。

冬は「リビングが暖かい」だけでいいでしょうか
暖房をつけているリビングは暖かい。
でも、
廊下へ出ると寒い。
朝の洗面所が寒い。
お風呂に入るとき脱衣所が寒い。
これでは、家全体として快適とは言いにくいと思います。
私たちが目指したいのは、
一部屋だけ暖かい家ではなく、家の中の温度差をできるだけ小さくすること。
です。
そのためにも、断熱・窓・気密・換気を家全体で考える必要があります。
暖かい家は、心地よさだけの話ではありません
ここは、少し知っておいていただきたいことがあります。
WHO(世界保健機関)は、住宅と健康に関するガイドラインで、冬季の室温について18℃以上を強く勧告しています。
また、国土交通省の補助事業による調査でも、住宅の温熱環境と血圧など健康との関係について研究が進められています。
つまり、家の暖かさを考えることは、
「快適かどうか」だけでなく、そこで暮らす人の健康を考えることにもつながります。
だからダイワ住研では、温熱環境を単なる住宅性能の数字として考えません。
ご家族が健やかに暮らすための住環境の一つとして考えています。

UA値だけでなく、C値も確かめます
断熱性能を示す代表的な指標の一つが「UA値」です。
一方で、家にどのくらい隙間があるかを表す指標が「C値」です。
ここで大切なのは違いです。
| 指標 | 何を見る数字? |
|---|---|
| UA値 | 家から熱がどのくらい逃げやすいか |
| C値 | 家にどのくらい隙間があるか |
UA値は設計段階で計算できます。
一方、C値は完成した建物を実際に測定して確認するものです。
だからダイワ住研では、図面上の性能だけではなく、実際の施工まで確認することを大切にしています。
では、ダイワ住研は実際に何をしているの?
ダイワ住研では、夏も冬も心地よく暮らせる住まいを目指して、次の性能を基準・確認項目としています。
ダイワ住研の新築住宅で確認している性能
| 項目 | 基準・確認 |
|---|---|
| 断熱 | 断熱等級6 |
| UA値 | 0.46以下 |
| 気密 | 全棟で気密測定 |
| C値 | 実測して確認 |
数字を掲げるだけではなく、設計した性能が実際の家で実現できているかまで確認する。
そこまでが、ダイワ住研の考える住宅性能です。

性能の数字より、「その数字でどう暮らせるか」
断熱等級。
UA値。
C値。
新築を調べ始めると、いろいろな数字が出てきます。
数字を比較することも大切です。
でも、
「UA値がいくつなら正解」
という数字だけで家を選ぶのは少し違うと、私たちは考えています。
例えば、
夏の2階はどうなるのか。
冬の朝、寝室から出たときは寒くないか。
脱衣所はどうか。
エアコンはどのくらい必要なのか。
家族が50年暮らしていくときの光熱費はどうなるのか。
性能の数字は、その暮らしを実現するための手段です。
そして、最後は「現場」です
どれだけ性能のよい断熱材を選んでも、隙間があったり、正しく施工されていなかったりすれば、計画した性能は十分に発揮されません。
私たちは、大手ハウスメーカーの施工や、完成後の住宅のリフォーム・診断などを通して、さまざまな家を見てきました。
だから、
「何を使うか」と同じくらい、「どう施工するか」を大切にしています。
設計した性能を、実際の家で実現する。
そこまでが、ダイワ住研の家づくりです。
夏も冬も、「我慢しなくていい家」を
夏だから、2階が暑いのは仕方がない。
冬だから、廊下や脱衣所が寒いのは仕方がない。
昔の家では、それが当たり前だったかもしれません。
でも、これから50年暮らす家なら、最初からできることがあります。
断熱。
窓。
日射。
気密。
換気。
設備。
そして施工。
それぞれを別々に考えるのではなく、一つの住環境として考える。
ダイワ住研が目指しているのは、性能の数字を競う家ではありません。
夏も冬も、ご家族が健やかに、心地よく暮らせる家です。





